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地域のコネタ

長崎 × イベント

約200年間、日本で唯一西洋に開かれていた出島。貿易の窓口としての役目を終えた明治以降、その周辺は埋め立てられ、教科書で見るような海上に浮かぶ扇型の島ではなくなってしまいました。戦後まもない1951年、その価値が見直され、国の支援を受けながら長崎市による出島の復元事業が動き出します。半世紀以上リサーチやと復元に力を注ぎ、昨年ようやく江戸時代の街並みを復元。第二次世界大戦中、オランダ国旗が掲げられていたのが世界中で出島だけだった時期があり、当時と同じ姿に復元することはオランダにとっても悲願だったといいます。

今年の11月25日は、出島と長崎の街、つまり世界と西洋をつないだ唯一の橋が約130年ぶりに完成します。

同日、そんな歴史の舞台で、長崎の伝統や文化をつないでいく食とものづくりのイベントが開催されます。歴史的な瞬間にまちを歩き、今と昔の長崎やオランダの人々のくらしを感じてみてはいかがでしょうか。
▼ナガサキリンネ(11/25、11/26)
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