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地域のコネタ

長野 × 酒蔵

江戸時代に創業した酒蔵がつくる、粕汁を味わってみませんか。美しい水と冷涼な気候に恵まれた信州諏訪で、350年以上も清酒をつくり続けてきた宮坂醸造株式会社。(特に有名なのは、真澄)その一角に蔵元ショップ”Cella MASUMI”があります。誕生のきっかけは、宮坂醸造株式会社の方が1995年にある新聞記事を読んだこと。それは、人々の暮らしが変わり家族や友人とゆっくり食卓を囲む習慣が薄れたことで、ドイツでワインが売れなくなり、これが家庭崩壊や犯罪の激増につながると社会学者が懸念しているという内容でした。
ちょうどそこの頃、日本でも犯罪が増えており、日本の和やかな食卓のお手伝いをしたいという思いから、Cella MASUMIを誕生させたといいます。
そこで、今年の2~4月の限定日のみ”真澄粕汁定食”を堪能できます。窓から見える樹齢300年の松を望みながら、酒蔵の定食なんていかがでしょうか。ここには、酒器や食品のコーナーも。酒蔵が提案する食卓も、ぜひチェックしてみてください。

▼”Cella MASUMI(宮坂醸造内 松の間)
住所:長野県諏訪市元町1-16
日程:2/4(日)・10(土)・24(土)・25(日)・3/3(土)・4(日)・10(土)・11(日)・17(土)・21(水・祝)・31(土)・4/1(日)
時間:11:00~14:30 ※20食限定。なくなり次第終了。
※セラ真澄は、無休(9:00‐18:00営業)

写真提供:石神慎吾