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地域のコネタ

東北 × 布

ドンジャ。青森南部の農山村では、冬になると家族みんなで裸になってドンジャに包まり眠った。布と布の間に麻屑が入っており14kgほどの重さがある。

本日は、”ドンジャ”についてご紹介します。

ドンジャとは、着物型の掛け布団。当時は、一家に一つしかないため家族が一つの布団で寝ていました。

しかも、全員裸というから驚きです。そのため、喧嘩が長引くということはなかったそう。

衣服を脱いで寝た理由は、シラミで夜に痒くならないためといわれています。

布団の綿がなかったため、麻のクズや木のクズを入れており、14kgの重さがあるものもあったといいます。