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地域のコネタ

栃木 × 果物

3月24日は、レモンの日。
小説「檸檬」を執筆した作家・梶井基次郎の命日が”檸檬忌(れもんき)”と呼ばれるようになり、それが転じて”レモンの日”に。10月5日もレモンの日ですが、こちらは高村光太郎の妻・智恵子の命日と彼の作品「レモン哀歌」に由来しています。

さて、本日は、レモンの話です。栃木っ子なら誰でも知ってるレモン牛乳。正式名は”関東・栃木レモン”。
ミルクのまろやかさとほんのりとした酸味の素朴な味の飲み物。ちなみにレモン牛乳と謳っていますが、本来、牛乳とレモンは分離してしまう為レモンは入っていないそうです。

そんな長い間親しまれていたレモン牛乳ですが
メーカーの関東牛乳は2004年に解散。

老舗の消滅を知り栃木乳業が原材料から製法までノウハウを受け継ぎました。以前の名称”関東レモン”から”関東・栃木レモン”に変更され再発売。
その後、テレビなどでも紹介され県外にも名前が知られるようになりました。
県内のお土産コーナーにも”レモン牛乳”の関連商品が多く売られています。実は、これ レモン”入”牛乳。レモンが”入っている”ニセモノなんです。オフィシャルの本物の関連商品もありますので、よく見てご購入ください。