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地域のコネタ

東京 × 温泉

温泉 × ○○ の5日目は、「温泉 × テクノロジー」。

今回ご紹介するのは、2015年グッドデザイン賞を受賞した”天然温泉久松湯”。(いわゆる観光地の温泉ではなく、公衆浴場)昭和31年に創業し、耐震化と設備更新のため平成25年に大幅リニューアルしています。その際に、公衆浴場の概念を再構築。ゆったりとした大きな湯船や、地域住民の健康増進・地域コミュニティの場という公衆浴場の魅力を大切しながら、他にはない更なる心地よさを追求しています。

たとえば、美術館のような外観、陽射しが差し込む天井、豊かな植栽など。なかでも驚くのが、浴場のペンキ絵をやめてつくった、お湯を表現したプロジェクションマッピング。制作したのは、日常の自然現象や物理現象をアートへと昇華させる”アトリエオモヤ”です。もともと、使われなくなった銭湯の母屋をアトリエにして活動を始めたので、このプロジェクトにもぴったりのアーティスト。日頃の疲れを癒しに、ぜひ一度足を運んでみてください。

東京都練馬区桜台4-32-15
11:00~23:00(火曜 定休日)
入浴料460円(大人1名)
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