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土日のご予定は、お決まりですか。
いま、KIHARA TOKYOでは3階のギャラリーで、企画展「有田HOUEN −有田四様−」を開催しています。
有田焼を語るうえで欠かせない代表的な4つの様式に、”初期伊万里様式”、”柿右衛門様式”、”鍋島様式”、”古伊万里様式”があります。それらは、つくる条件があり、それを守りつつ、現代の暮らしになじみつつ新たな有田焼に試みたのが有田四様です。それぞれを日本を代表するデザイナーと美術家が担当しています。日本磁器の発祥といわれる有田焼の新たな一面を、ぜひご覧ください。

担当したデザイナー、画家
・初期伊万里様式:佐藤晃一(グラフィックデザイナー)
・柿右衛門様式:吉澤美香(画家)
・鍋島様式:高橋正(テキスタイルデザイナー)
・金襴手古伊万里様式:永井一正(グラフィックデザイナー)

▼有田HOUEN −有田四様−
開催中- 12/28(木)11:00-19:00(月曜 定休)
KIHARA TOKYO 3F
東京都渋谷区富ヶ谷1-14-11  入場無料
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有田の代表的な4つの様式
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▼初期伊万里様式
初期の古伊万里。有田焼が始まった1610年代~1650年頃までのもの。自由で勢いのある筆致、温かみのある生地肌などが特徴です。
▼柿右衛門様式
濁手素地と呼ばれる乳白色の素地に、赤・青・緑・黄などを使った鮮やかな赤絵が特徴。1670年代にその製法が完成したといわれています。
▼鍋島様式
17世紀から19世紀にかけて、佐賀・鍋島藩の窯でつくられた高級磁器。緻密な絵付けは、赤、黄、緑の三色の釉だけで表現されています。
▼金襴手古伊万里様式
17世紀末からつくられるようになった金彩をまじえた豪華さが特徴。日本的な器とは対極にある、異国情緒あふれる陶器です。
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