地域のコネタ
高度経済成長期に全国各地に増加した動物園。
全国的に動物の高齢化や種の保存、海外からなかなか動物が買えないことなどが問題になっているところ、上野動物園に生まれたのがいま日本で最も注目を集めるパンダ・シャンシャン(香香)です。シャンシャンのすごいところは自然交配ですくすく成長しているところ。これは、1972年から上野動物園で飼育してきたジャイアントパンダで初めてです。過去には、人工授精やメキシコの動物園からパンダをレンタルして家族を増やそうとしたり、自然分娩でもすぐに亡くなったりしたことも。(人工授精で生まれたのがトントンとユウユウ)
シャンシャンの両親は、2011年2月中国からやってきたリーリー(父)とシンシン(母)。友好の証しとして中国から無償提供されたカンカン、ランランとはちがって、両親の所有権は中国にあります。(都が中国側に支払うレンタル料は年間約95万ドル(約1億800万円))そのため、中国側との協定で子供のシャンシャンは2歳の誕生日の2019年6月に中国に返還される予定です。ぜひ、何度もかわいらしい姿を見に行ってください。