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地域のコネタ

奈良 × 雑煮

お雑煮3日目は、奈良県の”きなこ雑煮”をご紹介します。
奈良のお雑煮は、お椀だけではありません。味噌仕立ての雑煮の横に、きなこが入ったお皿が添えられています。そのきなこは、お汁の中に入っている焼き餅をつけて食べるためのもので、お米の豊作を願っています。きなこの黄色が黄金色に輝く稲穂をイメージ。
具は、頭芋(かしらいも)、豆腐、コンニャク、大根、人参と焼いた丸餅など。こちらも願掛けがあり、頭芋は人の頭になるように、豆腐は白壁の蔵が建つように、四角のコンニャクは土蔵の蔵が建つように。さらに、丸く切られた大根と人参は家族円満を、丸餅は丸く1年が過ごせるようにという願いが込められてます。

※コメントなどで、あなたの家のお雑煮を教えてください。