地域のコネタ
1987年の1月30日は、漫画家コンビ・藤子不二雄がコンビ解消を発表した日。
自伝的作品「まんが道」によると、ふたりの出会いは1945年9月。高岡市（富山県）の定塚国民学校にひとりの転校生が教室でマッカーサーの似顔絵を描いていたところ、「おれの似顔描いてくれないか？」と話しかけたことがはじまりです。その後、互いにアイデアを出し合て、刺激しあい、藤子不二雄として活躍してきました。その友情がにじみ出るかのうように、ふたりの合作は主人公が２人のものが多いといいます。
彼らが、上京し暮らしていたのが、トキワ荘。手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫などが以前住んでいたことでも有名です。アパートは、もうなくなってしまったのですが、南長崎地域の町会や商店会が中心となり、トキワ荘の記録を残すプロジェクトが始まっています。