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地域のコネタ

宮崎 × 自然

本日は、国の名勝・天然記念物に指定されている高千穂峡をご紹介。
昔、阿蘇火山活動の噴出した火砕流によって生まれた柱状節理(岩体に入った柱状の割れ目のこと)の峡谷。写真に映る断崖は、高いところで100m、 平均80mの高さが東西に約7キロに渡って続いており、貸しボートで荘厳な景色を楽しむことができます。

神話のまちとしても有名な高千穂では、約17mの高さから落ちる滝が神話・天孫降臨に関係が深いといわれています。この地に水がなかったことから、天村雲命(あめむらくものみこと)が水種を移した水源の滝といい伝えられています。
ここからほど近い世界ジオパークに指定されている熊本県・阿蘇の立野峡谷の柱状節理は、国の復興工事で一部破壊され、峡谷内にまだ残る柱状節理も国が進めるダム建設で数年後にほとんどが削り取られる予定になっています。