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地域のコネタ

鳥取 × 雛祭り

雛祭り調査3日目は、鳥取県鳥取市用瀬(もちがせ)町で行われる“もちがせの流しびな”をご紹介します。もともと、桃の節句は人形にひとの罪穢れを移して川に流すというお祓いが、厄災を祓う流しびなに変わったといわれています。
用瀬町では、それを起源にしているもので、江戸時代から男女一対の紙雛に。桃の小枝や椿の花、菜の花を添えたものを桟俵に乗せたものを流して、無病息災を願いします。
流しびな行事が行われる時期は、町中では家に古くから伝わるひな人形やそれに関わるものなどを飾られ、個人の家や玄関先を開放しており、のどかな気持ちで街歩きが楽しめます。
昭和60年に鳥取県無形民俗文化財に指定された伝統ある雛祭りに、足を運んでみませんか。

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