地域のコネタ
毎月15日はおかしの日です。ご紹介するのは、長崎名産のじゃがいもをキャラメルでコーティングした“じゃがメル”。なめらかなキャラメルがスーッと溶けると、しっかりとじゃがいもの味が楽しめるクセになりそうなスイーツです。
実は、長崎県はじゃがいもの生産量が全国2位。
これは霜の降りる期間が短いことや、じゃがいも栽培の適温10-23℃の時期が春と秋の年2回あるから。
じゃがメルで使うじゃがいもは、雲仙産100%。自慢の味を生かすため、オーブンで約1時間かけてじゃがいもチップスをつくっています。キャラメルでコーティングするユニークな組み合わせは、北海道のじゃがいもと比べて糖度が低いことから大正元年創業の地元菓子店が発想したそう。
一方で、長崎県は生産者の高齢化や、青果用じゃがいもの消費減少による市場価格低迷により、じゃがいも農家の経営は厳しい状況といわれています。
じゃがメルは長崎空港だけの販売になりますが、長崎産のじゃがいもをスーパーで見かけた際はぜひ贔屓してください。