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地域のコネタ

秋田 × 曲げわっぱ

本日は、大館曲げわっぱが直面する問題をご紹介します。

大館曲げわっぱといえば、天然秋田杉というイメージがあるかもしれません。
実は、平成25年度に天然秋田杉の伐採中止・払い下げ中止に。

ちなみに、以前は、秋田杉といえば天然秋田杉のことでしたが、昭和57年4月から、人工=秋田杉、天然=天然秋田杉と呼び区別するように。

では、どう違うか?

秋田杉は、人が枝を間引いたりするため成長が早く、年輪の幅が広いのが特徴です。

天然秋田杉は、秋田の寒さのおかげもあり成長がゆるやか。そのため、年輪の幅が狭く、丈夫で、木目が美しいものに仕上がります。さらに、歳をとっても成長が衰退しないそう。

天然秋田杉の標準的な樹齢は200~250年といわれており、米代川(よねしろがわ)流域に属する秋田県北部一帯の国有林に属するものがほとんど。木曽ヒノキや青森ヒバとともに日本三大美林として全国に名高い木材です。

天然秋田杉は伐採中止・払い下げ中止になったものの、すでに伐採されていたものはいまでも、大館曲げわっぱの製作に使われています。大館曲げわっぱが気になる方は、早めのチェックをオススメします。

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