地域のコネタ
本日は、福江教会についてご紹介します。
1962(昭和37)年に建てられた福江教会は、今回の世界遺産候補(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産)の対象ではないのですが、五島列島で最も大きな島・福江島の市街地にあり、多くの市民に親しまれています。小学生の信徒も多く、私が訪れた日は教会の玄関にはたくさんのランドセルが置いておりました。また、国や県に従事する一時的な転入者や、農業・漁業・商業などあらゆる職の信徒が多いなかまとまりよく信仰をしており、毎週日曜9時のミサは駐車場に車がいっぱいになります。
1962(昭和37)年に起こった福江大火では、この教会だけが奇跡的に消失を免れ、復興のシンボルとして島の人たちを勇気づけました。