043

地域のコネタ

兵庫 × 温泉

温泉 × ○○ の2日目は、「温泉 × 本」。
今回ご紹介するのは、城崎温泉でしか買うことのできない本を世に送り出す出版レーベル”本と温泉”。
伊豆の温泉といえば川端康成、道後温泉といえば夏目漱石、浅虫温泉といえば太宰治というほど、温泉にゆかりのある文豪たち。そして、城崎温泉は、志賀直哉。小説「城の崎にて」は、滞在中の体験をもとに書かれています。”本と温泉”は、志賀直哉ここに来湯した100年のタイミングで、2013年に城崎温泉旅館経営研究会が立ち上げた出版レーベルです。
最大の特徴は、ここに来ないと買えない本。お湯につかりながら読める耐水性の紙や、名物である蟹の殻のような特殊な印刷など、ユニークなデザインで城の崎をしっかりアピールしつつ、わざわざ来ても買いたい本がそろっています。

第1弾
「城の崎にて」「注釈・城の崎にて」
著者:志賀直哉 解説版:江口宏志 装丁:尾原史和
第2弾
「城崎裁判」(書き下ろし)
著者:万城目学 編集:BACH 装丁:長嶋りかこ
第3弾
「城崎へかえる」(書き下ろし)
著者:湊かなえ 編集:BACH 装丁:本庄浩剛

▼本と温泉
詳しくはこちら